雑談しよう税の日記

ドラクエ10[雑談しよう税]のストーリーを上げていきます

~雑談しよう税ストーリー~ 雑談館編

ドラクエ10プレイヤーすけさん作
~雑談しよう税!ストーリー~ 雑談館編
のまとめ。

カズ編集バージョンです。

フレンド限定公開でしたが公開します。


~登場人物~
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NO.1
[ニックネーム] 「すけさん」

[性別] 「不明」

[職業] 「遊び人、デスマスター」
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NO.2
[ニックネーム] 「カズ」

[性別] 「男」

[職業] 「デスマスター」
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NO.3
[ニックネーム] 「みずき」

[性別] 「女」

[職業] 「旅芸人」
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NO.4
[ニックネーム] 「ほしねこ」

[性別] 「女」

[職業] 「戦士」
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NO.5
[ニックネーム] 「ねむくん」

[性別] 「不明」

[職業] 「不明」
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NO.6
[ニックネーム] 「ヒーキミ」

[性別] 「女」

[職業] 「天地雷鳴士
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NO.7
[ニックネーム] 「ネル」

[性別] 「女」

[職業] 「忍者(盗賊)」
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NO.8
[ニックネーム] 「ちーぼー」

[性別] 「男」

[職業] 「バトルマスター
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~雑談館~
雑談館は東館、西館、南館、北館、に分かれている。

廊下がかなり広い、広い

館内には売店(コンビニ)が設けられている。

館の主???は西館某所(?)を自室にしている。

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何かおかしい。

だって

すけさんの右ポケットからねむくんの手が一瞬見えたんだ。

それに

左ポケットにカズさんの目玉が入ってたのも一瞬……

……

ヤバい……

絶対

この人は

何かを隠してる

恐ろしいことを……


~ 二日目~

ここにきて二日たった

やっぱりあの人(すけ)は

怪しい

ここ最近起きている連続○人事件

もしやあの人が犯人……なのか

そう考えていると

私の部屋にあの人(すけ)が入ってきた

[すけさん]「ネルさん見なかった?」

………

あの人の口元に謎の赤い液体が……

私は勇気をふりしぼって

[ほしねこ]「昨日ポケットに変なもの入ってましたよね?」

すると

[すけさん]「バレた?」

[すけさん]「じゃあまたね」


[ほしねこ]「え、ヒャァッ!」


その一言を最後に彼女はことぎれた


~二日目昼~

[みずき] 「ヤバイ!ほっしーが消えた!」

[ネル] 「え…?」

[すけさん] 「部屋は?」

(視点が切り替わりネルさん視点へ)

[みずき] 「部屋にはいなかった」

[すけ] 「なっ……ヤバイかもな…」

[ネル] (ん?)


すけさんの左ポケットに一瞬ほしさんの髪の毛の束が見えた。

なんで髪の毛束なんてもっている?


二日目!ほしねこが行方不明になり、三人で集まっていたところ、ネルがすけさんのポケットから、ほしねこの髪の束を確認した

果たしてこれはすけさんの犯行なのか…!
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現在、雑談しようぜい!メンバーはとある大きな館に隔離されている。

西館、南館、北館の4つに別れている。

そして、東館に ほしねこ、みずき、ネル、すけさん

南館に、ねむくん、カズ、ちーぼー、ヒーキミ

東館と南館にそれぞれ4人が滞在中。

二日目までにこの8人うち、3人が行方不明。とある連続○人犯の犯行とみられる。
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☆ここまでのあらすじ☆

~一日目~
館に来る

~一日目昼~

突然、ねむくんが消える

~一日目夜~

突然、カズが消える

~二日目~

突然、ほしねこが消える

~二日目昼~

ほしねこのいた東館のメンバーが集められる
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(ネルさん視点)

ポケットにほしさんの髪の束を確認してから数分後、私はすけさんを訪ねに部屋へ向かった………


(ぐちゃぐちゃ)

気持ち悪い音が聞こえる……

音がした方へ向かうと…………


ちーぼーさんが…すけさんに……

食べられていた………

~南館生存者残り1名~

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現在の生存者

南館 ヒーキミ

東館 みずき、ネル、すけさん(←犯人…?)
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私は必死に逃げた

絶対!すけさんが!犯人だ!!

一刻も早く南館のヒーキミさんに伝えなくては!!

ヤバい!足音でバレた!!

すけさんが猛スピードで私を追ってくる!

 

追い付かれた!

すけさんがいつもの穏やかな顔とは正反対の恐ろしい顔でこちらを見つめて……

襲いかかってきた!!


<ブシャッ!!>

とっさに私はポケットに入れていたクナイを突き刺した!!

クナイはすけさんの心臓に刺さった。

[ネル](!?)


すけさんから壊れた機械のような音がして、すけさんはその場に倒れこんだ

<シューッ>

[ネル]「助かった………?」

私は急いで南館へ向かった……

[ヒーキミ] 「これが?」

[ネル] 「うん。襲いかかってきたすけさん………」

[ヒーキミ] 「機械……?」

[ネル] 「偽物………?」

[ヒーキミ] 「とにかく…東館メンバーにも知らせないと……」

[ネル] 「だね。ここにいると危ない」

ネルとヒーキミは急いで東館へ向かった

~東館~

[みずき] 「ちーぼーさんが食べられてた??すけさんに?」

[ネル] 「うんうん。とにかくヤバかった!!いつものすけさんっぽくなかったし」

[ヒーキミ] 「なんか機械音がしてた」

[みずき] 「ホントだ…シューッシューッいってる……」

[ネル] 「でもすけさんって普通の人間だよね?そんなロボットなわけ……」

[カズ] 「ねむく~ん……」

[ヒーキミ] 「ふぁっ?」

[ネル] 「ヒーキミさんどうした?」

[ヒーキミ] 「確か、カズさんも突然姿を消したって言ってたよね?」

[みずき] 「うん。」

[ヒーキミ] 「北館の方からカズさんの声が聞こえた。」

~???~

[すけさん] 「何でこんなことするんですか。」

[???] 「………」

[すけさん] 「せめて何か喋ってくださいよ。」

~東館~

[みずき] 「ホントだ!カズさんの声!!!!」

[ネル] (あの人そんなにバカでけぇ声出せるのか………ww)

[ヒーキミ] 「北館は封鎖中だったけど……行ってみるか……」

[ネル] 「みんな、部屋から武器と防具取ってきて。」

[一同] 「うん」


~北館~

[カズ] 「ねむくん~」

[ねむくん] 「カズさん??」

[カズ] 「!!ねむくん!!」

[ねむくん] 「よかった……カズさんもザオリクしてもらったんですね。」

[カズ] 「うん。でもなんで僕達を襲ったすけさんがザオリクしてくれたのかな…?」

[ねむくん] 「………」

~東館~

[みずき] 「はっ!!」

[みずき] 「さがって(小声)」

[ネル] 「すけさんだ……」

[ヒーキミ] 「あれ、かばんの中…」

[一同] 「ちーぼーさんの足…!」

[ネル] 「さっき見た時は、ポケットにほしさんの髪の毛が入ってた。」

[ヒーキミ] 「案外お茶目な一面もあるんだねぇ」

[みずき] 「あ、チョコレート食べてる~おいしそ…」

[ネル] (そんなこといってる場合か!)

~???~

[ほしねこ] 「ほしゃあああああ!!」

[ほしねこ] 「ほしゃあああ!ほしゃあああああ!!!」

[ほしねこ] 「ほちしゃしゃ」

[ほしねこ] 「ほしゃやゃああああああああああああつつつっ」

[ちーぼ] 「ちぃぃちぃぃぃ」

[ほしねこ] 「ほしゃしゃしゃっっ」

[ちーぼー] 「ちっちちちぃぃー」

[ほしねこ] 「ほしゃあ(頭むしられた)」

[ちーぼー] 「ちぃぃ(僕は足をとられちゃった…まあ、トカゲのしっぽ的な感じだけどさぁ)」


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解説

ちーぼーさんとほしさんは、ほっしー語、ちーぼー語をつかえる謎設定があるため、他の人にはバレずに会話ができる
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~東館~

[ヒーキミ] 「チョコミント……」

[みずき] 「あのすけさんも偽物でしょ?なら倒して奪いとっちゃおうよ!!」

[ネル] 「なっ!?(なんて平和的な…)」

[みずき] 「武器、防具ばっちりだし、大丈夫でしょ?w」

[ヒーキミ] 「チョコミントおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒーキミは勢いよくすけさんに襲いかかった!!


すけさんはぐちゃくちゃに潰された…

[ヒーキミ] 「なんだこれ…いちごチョコミント??」

[みずき] 「ん…」

[みずき] 「みてこれ、メモ落ちてる」

[ネル] 「家族へ 俺も館に行くことになった。冒険者をあつめて何かたくらんでるとかなんとか……、上のことは知らねぇが集められた冒険者は多分よわっちい雑魚じゃないだろう……もしかすると俺はやられているかもしれない……これを見てるのは誰だか知らねぇが………これからも強く生きてくれ」

[ヒーキミ] 「そんな内容のメモすけさんが書くわけないよね(チョコもぐもぐ)」

[ネル] 「別の人のかな」

~北館~

[カズ] 「そーいやさぁ、すけさんがザオリク使ってすぐに姿が消えてしまったんだけど、ねむくんは見なかった?」

[ねむくん] 「僕もおんなじようなことが起きましたよ。突然すけさんがいなくなって、でもそのあと、悲鳴が聞こえてきたような………」

[カズ] 「物騒だな」

~東館~

[みずき] 「チョコレートうんまい」

[ヒーキミ] (メモのことよりチョコレート………w)

[ネル] 「まあ、このメモはとりあえず持っておこうか。」

[ヒーキミ] 「北館への廊下って長いよね………」

[ネル] 「長いね」

[ヒーキミ] 「めんどくさい」

[みずき] 「人が○んでるのにめんどくさい…!?ww(小声)」

[ヒーキミ] 「チョコレート食べてる人に言われたくないなぁ(小声)」

[ネル] (チョコレート奪ったやつと食ってるヤツが言うセリフじゃねぇだろw)

[みずき] 「!!」

[ヒーキミ] 「中華製すけさん…また出やがったわ。」

[ネル] 「みんな、武器出して。」

[みずき] 「ほぉい」

[すけさん] 「みーたーなー!!」

[ヒーキミ] 「どぉりゃ」

バッコン!!

[ネル] 「すげー一撃だ。」

[みずき] 「意外と弱いね中華製すけさん」

[ネル] 「ヒーキミさんの次元が違うだけかと……」

[ヒーキミ] 「めんどくさい」

[みずき] 「口癖……」


~牢屋(???館)~

[ほしねこ] 「ほしゃぁ(暇)」

[ちーぼー] 「ちぃぃ(せやな)」

[ほしねこ] 「ほしゃぁぁぁ(こんなジメジメした牢屋とはさっさと、おさらばしたいほしゃぁ)」

[ちーぼー] 「ちぃぃぃ(僕は過去に何度も牢屋にぶちこまれたことあるっすよww)」

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ちーぼーが何度も牢屋にぶち込まれたことがあるというのは
午後の紅茶を午前に飲んだ罪で無期懲役(脱走した)」ということをしていたからである。
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~???~

[すけさん] 「がはっ!がはっ!」

ゴボボボボボポ

[???] 「抵抗するのが悪い。バカめ」

[???] 「コヤツをここに封じ込めておけば、冒険者を蘇生できぬ…つまり私の勝ち………」

[すけさん] 「……………」

[???] 「とっとと消えろ虫けら共…」

~北館~

[カズ] 「ねむくん~」

[ねむくん] 「はい?」

[カズ] 「外見て~」

[ねむくん] 「夕日が……」

[カズ] 「また、1日が終わるのかぁ…」

[ねむくん] 「夜にうろつくのは危険かもですね……明かりはついてても何か出て来そうだし…」

[カズ] 「ここって何館だろ……」

[ねむくん] 「北館………かな」

[カズ] 「なんで分かったの?」

[ねむくん] 「最初ここに入るとき、各館の説明を受けたけど、北館には書斎があったでしょ?」

[カズ] 「うん。」

[ねむくん] 「そこのとびらに書斎って書いてある」

[カズ] なるほど……

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~位置~

カズ&ねむくん 北館

ネル、ヒーキミ、みずき東館と北館へつながる廊下

すけさん 不明

ちーぼー、ほしねこ 不明(牢屋)
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~二日目夜~

~牢屋(???館)~

[ほしねこ] 「ほしゃ!(看守が来る前に開けるほしゃ!!)」

[ちーぼー] 「ちっちいい!(僕は今まで何度も脱走してきたんだよ?だから落ち着いて落ち着いて。)」

[ほしねこ] 「ほしゃぁ…(えぇ……なんか信用ならないなぁ……)」

[ちーぼー] 「ちぃ…!(失礼な…!)」

ガチャン

[ちーぼー] 「ほれ、開いた」

[ほしねこ] 「oh」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

[ちーぼー] 「逃げろおおおおお!!!!!!!」

[ほしねこ] 「ほっしゃああああ!!!!!!!!!!!」

[看守] 「オオオオ!!!!!!!!!!!!!!!」

~さかのぼること数分前~

[ちーぼー] 「さぁて脱走しようk………」

[ほしねこ] 「………」

[看守] 「あがっ………」

[ちーぼー] 「逃げろおおお!!」

~???~

[すけさん(?)] 「バカ共、やっぱりこちらへきてる………」

[すけさん(?)] 「僕は強い体を手に入れた。もう安心だ……」

[すけさん(?)] 「雑魚なんてとっとと潰して……様に…………を…………」

~北館~

[ねむくん] 「!!」

[すけさん] 「あっ!カズさん、ねむくん!!!」

[カズ] 「すけさーん!!」

[ねむくん] 「待って、さっきさ、僕たちすけさんに襲われたのになんで蘇生してくれたんだろう…って話をしてたよね?」

[カズ] 「うん。でも、すけさんはそんなことしないはず…見間違えだよ。」

[ねむくん] 「ドッペルゲンガーみたいな………?」

[カズ] 「いるわけないでしょ~」

[ねむくん] 「そうだねぇ」

[カズ] 「おぉ会いたかったぞ我が兄弟いい!!!」

[すけさん] 「痛い痛いwww」

[ねむくん] 「あははははww」

[カズ] 「ねっ、やっぱり見間違えだったでしょ?(小声)」

[ねむくん] 「ちょっと考えすぎたみたい……w(小声)」

[すけさん] (まんまと罠に……)

[すけさん] 「他のみんなは?」

[ねむくん] 「はぐれちゃった。」

[カズ] 「で、今探してるの。」

[すけさん] 「そっかぁ……」

[すけさん] 「じゃあ………」

[カズ] 「うん?」

[すけさん] 「さようなら(笑顔)」

[すけさん] 「ザラキーマ

[ねむくん&カズ] 「えっ?」

[すけさん] 「バカだねぇ、すぐに人を信じちゃダメだよ~」

[ねむくん] 「ガハッ!(吐血)」

[すけさん] 「 偽物 だっているんだからねぇ」

[カズ] 「うっ………!!!」

[偽すけさん] 「君達はまもなく○ぬよ。」

[カズ] 「ぐっ………!」

[偽すけさん] 「そこの連れのプクリポ君、勘は鋭そうだったのに~」

[ねむくん] 「ゴホッ」

[偽すけさん] 「ははは、じゃ、もう君達に用はないよ。さようなら。」

偽物のすけさんはカズに向かって持っていた鎌を刺した。

[ねむくん] 「カ、カズさ………ん……」

[カズ] 「……す……け……さ………ん………ね……むく……ん……」

(ねむくん回想シーン)

[カズ] 「ねむくーん!!」

[カズ] 「今日こそはねむくんを誘拐するぞ!!」

[すけさん] 「でたっ誘拐犯K!!」

[みずき] 「ねむくーん!!」

[ほしねこ] 「ねむくん!!」

[ネル] 「ねーむくん!」

[ちーぼー] 「ねむくんっ!」

[すけ] 「ねむくん!!!」

[カズ] 「ねむくんっっっ!!!」

 

[ねむくん] 「まだ…僕は○ねない………!!!!」

[偽すけさん] 「んープクリポ君まだ生きてるのかな??」

[ねむくん] 「カズさんを……!みんなを返せええええ!!!!!!」

爆裂拳

[偽すけさん] 「こんなちっちゃいプクリポ君から爆裂拳が出るとは思ってなかったなぁ??」

[ねむくん] 「うあああああ!!!!!」

ドンドンドンドンドン!!!!!!!!!

[ねむくん] 「とっとと消えろおおおおおおおおお!!!!!!!」

ドガアアアアアアンンン!!!!!!

シューーーーっっっっっ

[偽すけさん] 「はぁっ、はぁっ…」


僕が見たものそれは…………

血まみれになったすけさんだった。


[偽すけさん] (こんなちっちゃいプクリポに負けた………?)

[ねむくん] 「カズさん!カズさん!」

[偽すけさん] (バカな。私は他の奴らよりは強い方だ………)

[偽すけさん] (こんなヤツらに負けるような雑魚じゃなかったは……ず………)

偽すけさんの意識はそこで途切れた

[カズ] 「あっ…ねむくん……」

[ねむくん] 「いかないで!カズさん!!」

[カズ] 「ねむくん……」

[ねむくん] 「ごめんなさい……ごめんなさい……」

[カズ] 「なんで謝るの?」

[ねむくん] 「カズさんを守れなかった…」

[カズ] 「気にしなくていいよ……」

[ねむくん] 「僕があのとき、やっぱり偽物だっていってれば……」

[カズ] 「ねむくん…自分を責めないで。
僕はここで死んじゃうけど…強く生きて」

[ねむくん] 「カズさん………」

[カズ] 「次生まれかわってもねむくん達と…会えると……い……い………な………」

[ねむくん] 「うああああ!!!!カズさあああああん!!!!!!!!」

広い館の廊下にねむくんの声が響きわたった………

[ねむくん] 「ううっ……」

頭痛が……耳が痛い。
意識が……

[ねむくん] 「!」

偽物のすけさんの遺体のポケット……
あれは…世界樹の葉!!!

(ねむくんの回想シーン)

[すけ] 「ねむくん、世界樹の葉って知ってる?」

[ねむくん] 「何ですかその葉っぱ?」

[すけ] 「亡くなった人を蘇生させることができるんだよ。」

[ねむくん] 「へぇ………」

[すけ] 「でも希少な物でね、めったに手に入らないんだよ…」

 

 

 

[ねむくん] 「あれを使えば………!」

[ねむくん] 「神様、どうか…カズさんを………」

まぶしい光が僕とカズさんのまわりをつつみこんだ………

[カズ] 「あれ?僕、ぬいぐるみに囲まれてたはず……」

[ねむくん] 「僕もぬいぐるみだよおおお!!!」

[カズ] 「痛い!痛い!痛い!w」

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(※この話での世界樹の葉は強く念じると蘇生させることができる…という設定です)
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~東館~

[ネル] 「ねえ、北館の方がさっき光ってなかった?」

[ヒーキミ] 「ミントチョコぉ」

[みずき] 「チョコぉ」

[ネル] 「聞いてない…」

~牢屋(???館)~

~一方ほしねこ&ちーぼーは…~

[ほしねこ] 「ほっしゃっしゃい!」

[ちーぼー]「どんなもんだい!!」

なんと!!ほしねこ&ちーぼーは看守をコテンパンにやっつけてしまっていた。

~???~

[すけさん] (あ……意識がどんどん……)

[???] 「死んだ……か」

(すけさんの回想シーン)

[親友] 「ねえ、すけ」

[すけ] 「何?………。」

[親友] 「 メガンテ って知ってる?」

[すけ] 「うん。知ってる」

[親友] 「もし、大事な人に危機が迫ってたらどうする…?」

[すけ] 「何が言いたいの……?」

[親友] 「もし、すけの大事な人に何かあったら守ってあげてね?」

[すけ] 「あっ、うん。」

[親友] 「すけ…」

[すけ] 「………!!本当に行っちゃうの」

[親友] 「ごめんね…」

[すけ] 「きっと!いつか戻って来るよね?」

[親友] 「わかんない…でも、思い出はずっと忘れないよ…!」

シューっ!!

[親友] 「あっ、汽車が…じゃあ、すけ…………またいつか……」

[すけ] 「……ーー!!」

僕ってほんと切り替えが遅いよね…
いつまでもメソメソと……
終わったことはどうにもならないのに

 

 

 

 

 

 

 

[すけ] 「ここは……」


僕は真っ白な謎の空間に突っ立ってた。

そこには銀とあさぎ色のおかっぱの髪型の少年が立ってた。

[少年] 「何でずーっとメソメソしてしまうの?」

[すけ] 「そのことが頭から離れないから。」

[少年] 「終わったことはどうにもならない。先のことだけ考えようよ。」

[すけ] 「……」

[少年] 「いいかい?人間は嫌なことを忘れることで立ち直ることができるんだよ」

[すけ] 「うん。」

[少年] 「わかったね………」

[すけ] 「うん……君は?」

[少年] 「未来の……君だよ。」

[すけ] 「………?」

すると突然、景色が切り替わり、僕は真っ黒な空間に突っ立っていた。

そこには自分と同じ髪型の金髪の少年がいた。

[少年] 「ねえ、いつまで気を失ってるの?」

[すけ] 「だって……意識がなかなか戻らないから……」

[少年] 「君がこのまま目覚めないとどうなるか見せてあげよう」

[すけ] 「!!!!」

僕の目の前には血まみれのねむくん、カズさん、みずきさん、ほしさん、ネルさん、ヒーキミさん、ちーぼーさんが……

[少年] 「もし…こうなったら…」

[すけ] 「……」

[少年] 「君の手で○したようなものだよ?」

[すけ] 「はっ!!」


[すけ] 「あああああ!!!!!!!」

[???] 「ちっ、まだ甘かったか。」

バキバキ!ドシャアアア

すけさんは水槽をかち割った。

[すけ] 「ああああああ…あ……」

バタッ

[???] 「へっ、雑魚でよかったぜ」

[すけ] 「ふえっふえっふえっふえっ」

[???] 「??」

[すけ] 「ふおおおぅぅぅ」

[???] 「なんだコイツ??」

[すけ] 「カジノ行きたい!!!」

[???] 「は?」

[すけ] 「ふぉぅふぉぅ」

[???] 「……………????」

[すけ] 「あへぇぇぇ」

[???] 「あれ、人違い??」

[すけ] 「いまだっ!!!」

天下無双

(すけさんの回想シーン)

[親友] 「すけすけ!!天下無双ができるようになった!!」

[すけ] 「なんそれ(アイスもぐもぐ)」

[親友] 「こう、手にグーっと力をためて………」

ズドン!ズドン!ズドン!

[親友] 「切るの!!」

[すけ] 「よくわからんけど、なんかすごいのは分かった」

[親友] 「なんか興味なさそうね。」

[すけ] 「私デスマスだし使わんし…」

[親友] 「でも知っとけばなんかいいことあるんじゃ?」

[すけ] 「えー……」


決着はついたのか………?

[???] 「鎌で天下無双とはすごいモンだな。」

[すけ] 「ダメか……」

[???] 「いいか、私には勝てない。わかったらおとなしくしろ」

[すけ] 「………」

[???] 「あーそれにしても、お前の鎌ははこぼれがあまりないな。」

[すけ] 「…」

[???] 「手入れして使ってるんだな。新品みたいだ。」

[すけ] (完全に舐められてる。)

[???] 「物を大事に使うことは感心感心。」

~東館~

[ネル] 「西館の方がなんか騒がしいな。」

[ヒーキミ] 「ドルボほしいドルボほしいドルボほしい」

[みずき] 「みず切り干し大根」

[ネル] 「のんきだねぇ、そんな油断してて中華製が出てきたらどうすんの?」

[二人] 「でたぁ!!^^」

[複製すけ] 「!!!」

[ネル] (ホントに出たわ……)

[みずき] 「お前はもう○んでいる」

シュッ……

ドンドンドンドンドン!!

[複製すけ] 「んがああああ!!!」

[みずき] 「ふっ、雑魚だったな(カッコづけてる)」

[ネル] (この人も次元違う人だった……)

[みずき] 「北斗の拳読んだらおぼえたよ~^^」

[ネル] 「は、はぁ……」

[ヒーキミ] 「私も北斗の拳読もう!!」 

[ネル] 「また沸いてきた……」

[複製すけ] 「きぃっっ!!(ショッカー)」

[ネル] 「私もいいとこ見せないと!!」

[ネル] 「手裏剣ほいほい!!」

[ネル] 「忍者ってほんとは手裏剣あんまり使わないらしいけど、一応持ってるんだなぁ…」

[複製すけ] 「シエッ!!」

ブサッ

[複製すけ] 「しぇっ………」

バタッ

[ネル] 「これくらいなら私もできるんだy………!チョコレート食べてるし……」

[二人] 「見てなかったわ~」

[ネル] 「(汗)」

~二日目深夜~

[ネル] 「なんやかんやあって………」

[みずき] 「もう深夜になっちゃった。」

[ネル] 「眠いけど…寝てる場合じゃないs………………」

[ヒーキミ] (すぅ~すぅ~)

[ネル] 「安全な部屋…が…な…いか…r…………」

[みずき] 「ダメだもたない………」

[三人] (すぅすぅ………)

 

 

 

 

 

 


~???(???館)~

[ほしねこ] 「ってか、ここって東館?北館?」

[ちーぼー] 「地図があればなぁ」

[ほしねこ] 「ほしゃあぁ」

[ほしねこ] 「時計もないほしゃ…今は何時なんだほしゃぁ……」

[ちーぼー] 「お腹すいた。」

~北館~

[カズ] 「ねむくん!!痛い痛い痛いwwそんなに強く抱きしめないで!!」

[ねむくん] 「うあああああん!!!!」

[偽すけさん] 「ガッ………」

[ねむくん] 「?」


すると偽すけさんの体がどんどん透けていく………

そして…消えてしまった………


[ねむくん] (偽物のすけさんって時間が経つと消えるのかな………?)


偽物だけどすけさんが消えていくのを見ていると…なんだか悲しくなってきて…
一気に何かがこみあがってくるような感じがした……

[ねむくん] 「………」

[カズ] 「……?ねむくん、さっきからどうしたの………」

[ねむくん] 「…………いいや、なんでもないよ。」

アイツは偽物。
本物は絶対生きてる。

[ねむくん] 「カズさん、すけさんを探しにいこう?」

[カズ] 「あっ、うん。」

[ねむくん] 「今いるのは、北館…」

[カズ] 「他の人達は大丈夫かな…」

[ねむくん] 「いるとしたら……」

[ねむくん] 「僕たちがいるのは北館。でもここらへんには誰もいなかった。」

[カズ] 「て、ことは…南館、東館、西館のどこかにいるのかな?」

[ねむくん] 「分かんない…もしかするとどこかの館にいる人達がこっちに来てる可能性もあり得る……」

[カズ] 「待機かな……」

~東館~

[みずき] 「zzzZZZZZ」

[ヒーキミ] 「チョコぉ……」

[ネル] 「………」

[ネル] 「はっ!!」

[ネル] 「寝てた…?」

[ネル] 「二人も寝てる………」

[ネル] 「おきぃてぇ!!」

[二人] 「ふごぉ……」

[ネル] 「まったく………」

[ネル] 「ん?」


ドルボード……
(この話ではドルボードは使わない時は手のひらサイズにできるという設定です)
ポケットに入れっぱなしだったんだ…

[ネル] 「廊下も広いし二人は寝てるし…これでいくか………」

チュギン!!

(ネルさんのドルボードはヤンキーが乗ってそうな改造車という設定……w
エンジンの音がすごい。)

ブロオオオオオオオオオ!!!!

[ネル] 「よいしょっ」

[みずき] 「んがっ?」

[ネル] 「あ、起きた?ちょ、ヒーキミさん乗せるの手伝って~」

[みずき] 「んが……」

[ネル] 「いくよ!!」

ブオン!ブオン!ブオン!ブオン!ブロオオオオオオオオオ!!!!!

[みずき] (音がでかすぎて…目がさめちゃった………)

[ヒーキミ] (※どんな状況でもぐっすり眠れるヒーキミ)

[みずき] 「ところで、ネルさん運転免許持ってるの?(チョコもぐもぐ)」

[ネル] 「………」

[みずき] 「?」

[ネル] 「次聞いたら…………?」

[みずき] 「ひっ!」

[ネル] (私がヤンキーだって言えねぇ)

[ヒーキミ] 「zzzzz」

[みずき] 「コンビニとかないかなぁ………」

[ネル] 「あるわけないでしょ!!w」

[ヒーキミ] 「あった。(いつの間にか起きてた)」

[ネル] 「え?」

[みずき] 「売店…………」

[ネル] 「すげぇ…館の中にコンビニあるとか聞いたことねぇわ………」

[みずき] 「チョコ♪チョコ♪」

[店員] 「いらっしゃいませー」

[ネル] (ここはホテルかなんかか!!w)

[ヒーキミ] 「プリペイドカードと…チョコミントと(箱買い)…ポイフル(箱買い)…」

[みずき] 「あった!チョコ!!」

[ネル] (この人達どんだけ金持ってんだ……………)

[ネル] 「私、雑誌立ち読みしてくるわー(※立ち読みはいけません)」

[みずき] 「買いすぎちゃった★]

・ポッキー5個

チョコボール3個

・たらたらしてんじゃねえよ15袋

・切り干し大根3個

ファミチキ4個

・メガネふき5箱


[ヒーキミ] 「同じく。」

・ポイフル段ボール一箱

・ミントチョコ段ボール一箱

プリペイドカード3000円分

[ネル] (あっちを見るな………金銭感覚がおかしくなる……)

[店員] 「ありがとうございましたー」

[ネル] (私はジャンプ一冊と飲み物三人分で済んでよかった…)

[ヒーキミ] 「ポイフルうま」

[みずき] 「うまうま」

私はハッとした。

もう慣れてたけど、自分達が死にそうになってるのに、ポイフル箱買いするわ、敵のミントチョコパクるわ、北斗の拳読んでチート技覚えるわ……絶対おかしいやん……

あやおく自分もおかしくなる所だった…

[ネル] 「それにしても……中華製共、突然おとなしくなったな。」

[みずき] 「この車デカイから出てきても引けばいいでしょ。」

[ネル] 「そっか。」

 


~さかのぼること数分前……~

~???(???館)~

[ほしねこ] 「ちーぼーさん!なんか押したら気持ち良さそうなスイッチがあったほしゃあ!!」

[ちーぼー] 「このカチカチしそうな雰囲気………押したくなる………」

[ほしねこ] 「連打ほしゃああああ!!!!!!!!!!」

[ちーぼー] 「うおおおお!!!!!!!!!!!!!」

(複製すけさん電源停止スイッチ)

[ほしねこ] 「ほしゃしゃしゃしゃああああ」

ピコーンピコーン♪

[ちーぼー] 「なんか変な音が鳴り出したけど……」

[ほしねこ] 「ふくせいすけさんでんげんていしすいっち………????」

[ちーぼー] 「ネーミングセンスがないなぁ………」

[ほしねこ] 「ほしゃ。」

[ちーぼー] 「こっちにも!!ちょうど良さそうな(?)スイッチが!!」

[ほしねこ] 「もう、全部押しちゃうほしゃあああ!!!」

ぽちぽちぽちぽち

(地下水放水スイッチ)

(西館電力停止スイッチ)

(西館シャッター用スイッチ)

(玄関ドア開閉スイッチ)

[ほしねこ] ほしゃっしゃっしゃあああ

~西館~

[???] 「!?電気が消えた!?」

ドン!!

[???] 「シャッターが…?」

[???] 「やらかしおったな!!」

~地下室~

[ちーぼー] 「水の音する……??」

[ほしねこ] 「ほっしー放水スイッチ押しちゃたほしゃ。」

[ちーぼー] 「ここ地下室だよね、多分」

[ほしねこ] 「てへぺろ★」

[二人] 「逃げろおおおお!!!」

[ちーぼー] 「ほしさん!!」

[ほしねこ] 「なにほしゃ!」

[ちーぼー] 「指男って知ってる?」

[ほしねこ] 「知ってるほしゃあああ!!!!!!」

[ちーぼー] 「この質問を死ぬ前に聞けてよかった!」

ーそしてなんとか……ー

[ほしねこ] 「一階あがって来れたほしゃ………」

[ちーぼー] 「ぴえん」

~三日目朝~

~北館~

カズ達は疲れて眠ってしまっていた…

[カズ(?)] 「この可愛いプクリポがねむくんかぁ……」

カズ(?)はニマァと気味の悪いの笑みをうかべた。

[カズ(?)] 「こっちの本物は………とりあえず東館の方に捨てとこう……」

カズ(?)は謎の渦を呼び出すとその中にもう一人のカズをぶちこんだ!

[カズ(?)] (そして僕が本物のふりを…………)

[カズ(?)] 「まだ寝てるし…あーんなことやこーんなことを………」

[カズ(?)] 「いかん、いかん。」

[ねむくん] (すやすや……)

[カズ(?)] 「はぁーっ!ほんっっっとプクリポはかわいいなぁ!!食べたくなるくらい!!w」

[カズ(?)] 「さて、今から本物になりきるぞ………!!」

[カズ(?)] 「zzzzz……」

[ねむくん] (鼻風船割れる音)

[ねむくん] 「!」

[ねむくん] 「カズさんおはよう(*^^*)」

[カズ(?)] 「おはようねむくん!!」

 

~東館~

[カズ] 「どこだよここ………寒っ……」

[カズ] 「しかも直射日光あたりそうじゃん………」

[カズ] 「くしゅん!!!」

[ネル] 「!!」

[みずき] 「ん!」

[ネル] 「カズさん!!」

プップップー!!(クラクション)

[カズ] 「??」

[ネル] 「カズさ~ん!!乗って!!」

 

 

 

 

 

 


[カズ] 「ま、そういうことがあった…」

[ネル] 「なるほど。通りで昨日北館の方がすごかったのか………」

[カズ] 「っていうか……後ろはすごいし…音デカイね………」

[ネル] 「あの人達金銭感覚が狂ってるし戦闘力がすげぇんだよ(小声)」

[カズ] 「あの二人が??」

[ヒーキミ] 「ポイフルうまうま」

[みずき] 「切り干し大根!!」

[カズ] 「あー、プクリポ不足だわぁ………………」

[ネル] 「あれっ?ねむくんは?」

[カズ] 「よくわからないけどいなくなってたんだよね………」

[みずき] 「ねむくん好きだねぇ」

[ヒーキミ] 「付き合ってるな(ポイフルもぐもぐ)」

[カズ] 「うるさいよ^^」

[みずき] 「ひっ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~位置~
ネル、みずき、ヒーキミ、カズ
東館と北館の廊下

ほしねこ&ちーぼー
西館一階

すけさん&???
西館???

ねむくん&偽カズ
北館
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~西館~

[???] 「電気は戻ったか………」

[???] 「私の館を散々荒らしやがって………お前のせいだ!!」

[すけ] 「…………」

[???] 「許せん呪ってやる……!」

[すけ] 「ヴッ!!」

[???] 「ふっ………」

[???] 「これ以上酷いようであれば…お前の仲間を!お前の目の前で!ひねり潰してやる……!」

[すけ] 「あああ!!!!」

[???] 「時は来た……目、髪、手、足、肉体………素材は全部手に入った」

[すけ] 「何をするつもり……?」

[???] 「お前らが俺を見下した復習だ。」

[すけ] 「………?」

~東館~

[ネル] 「!!」

[ヒーキミ] 「なんだなんだ?」

[みすき] 「あれ見て、変な黒い渦…」

[ヒーキミ] 「なんか、ねりけしみたい…………ww」

[カズ] 「なんか、車がどんどん渦の方に吸い込まれてるような気がするんだけど。」

[ネル] 「ホントだ……ブレーキかけてるのに動いてる……………!?」

[みずき] 「外がどんどん風が強くなってる!!」

[ヒーキミ] 「チョコミント食べよ」

[ネル] 「うわあああ!!!」

[カズ] 「吸い込まれるううう!!」

[四人] 「ぐわああああっ!!!!」

~西館~

[???] 「四人採った。あと…三人………」

~北館~

[ねむくん] 「カズさん、カズさん、」

[カズ(?)] 「うっ!!」

[???] 「ご苦労だった。お前の仕事は終わりだ」

[カズ(?)] 「仕事させておいて……すぐにクビに………!」

[ねむくん] 「カズさん!?」

[カズ(?)] 「ごめんねむくん、僕は君の命を狙って来た偽物なんだよ。」

[ねむくん] 「え??」

[偽カズ] 「僕はどうせ○ぬし君には真実を伝えておくよ」

[ねむくん] 「偽物だったんだ……」

[カズ(?)] 「ごめんよ……」

[ねむくん] 「ううん、ありがとう。」

するとねむくんの目の前に突然黒い渦が………!

[カズ(?)] 「ねむくん!アイツが揃えてる素材には一つ足りないものがある!!それを守れ!!」

[ねむくん] 「!!」

シュウウウゥ………

~西館~

[???] 「あと二人………」

[???] 「お、二人は自分達で居場所を突き止めたか……」

[???] 「野生のカン……か」

~西館入口~

[ちーぼー] 「こっちから親玉の気配がする!!」

[ほしねこ] 「さすが!!!」

[ちーぼー] 「!!」

[ほしねこ] (さっきボタン押したからか……)

そこには大きなシャッターが……

[ちーぼー] 「おりゃああああ!!!」

[ほしねこ] 「おりゃあああ!!」

それでもほしねこ達はシャッターを壊そうと武器で叩いていた。

ドン!!

[ほしねこ] 「きた!!」

バンバンバン!!

[ちーぼー] 「壊れた!!」

[???] 「これで全員か」

[ちーぼー] 「出やがった!!」

~西館~

[???] 「雑魚共、よくも私の館を荒らしやがったな……」

[ヒーキミ] 「防犯面がダメダメだからだよ。もっと警備体制とかを強くしないと(チョコもぐもぐ)」

[ネル] 「ヒーキミさん!北斗の拳読んだ!?」

[ヒーキミ] 「電子コミックで読んだ」

[みずき] 「いぇい!!」

[???] 「???………?」

[ほしねこ] 「ってか!いい加減名乗り出ろ!!髭モジャおっさん!」

[???] 「失礼な、私にはカワザキという立派な名前がある!!」

[カズ] 「パンのメーカーみたい。」

[ねむくん] 「ヤマザキ。」

[カワザキ] 「うるさい奴らだな……だがこれを見ればうるさいお前らも黙ることだろう…………!!」

[一同] 「!!」

[すけさん] 「へるぷみー!!!」

[カワザキ] 「HAHAHA!!」

[カワザキ] 「目、足、手、髪、肉体!!あと3つ!!」

[ヒーキミ] 「それがどうした。悪趣味ジジイ」

[カワザキ] 「この8つが揃った時!!お前らは終わりだ!!」

[ヒーキミ] 「語彙力ないねぇ」

[ヒーキミ] 「ポイフル食べなよ、語彙力上がるよ()」

[カワザキ] 「あっ、どうも………ちゃうわ!!」

~最終決戦~

[ヒーキミ] 「へっ、ポイフルは好みじゃないみたいだなぁ。」

[カワザキ] (コイツは馬鹿か、アホか)

[ヒーキミ] (どっちだって同じだろう)

[カワザキ] (お前も思考がよめるのか……)

[ヒーキミ] (知らん)

[ネル] 「ヒーキミさん…どうした?ボーッとして……」

[ヒーキミ]「髭の濃いジジイだな…て」

[ネル] 「そんなこと言ってる場合か…」

[カワザキ] 「変な奴らだ………全然攻撃してこないヤツばっかり……」

[ちーぼー] 「先手必勝!!」

ジャッッツ!!!

[ちーぼー] 「ええぇ!?!?」


ちーぼーが襲いかかったと同時に空間がゆがんでちーぼーは床に叩きつけられた!!

[一同] 「わっ!!!!!」

[カワザキ] 「ふっ」

[ねむくん] 「床が天井に!!」

[カズ] 「多分部屋を自由に操れる何らかの力を持ってるんだろう……」

[ほしねこ] 「ほしゃ?」

[ねむくん] 「!!」

ねむくんが見たもの、それは天井(床)に何事もなかったのように張り付いていたほしねこだった……

[ほしねこ] 「ほしゃぁ」

[みずき] 「ほっしーは神獣!!だから…多分どんな環境でも普通にいられるのかな」

[カワザキ] 「神獣やら…野生児やら…!」

[カワザキ] 「よく分からんがひねり潰してやる!!」

[ヒーキミ] 「オッサン、なんかさっきから、同じようなことしか言ってないね」

[カワザキ] 「お前らに話すことはないからだ!!」

[ヒーキミ] 「なにを企んでるってのかい?」

[カワザキ] 「知りたいか」

[ヒーキミ] 「興味ないけど教えて」

[カワザキ] 「ふん…どうせお前らはここで○ぬだろう。特別に教えてやろう。」

[カワザキ] 「俺は数年ほど前までお前らとおんなじ冒険者だった………」

[カズ] 「……」

[カワザキ] 「腕には結構自信があった。
仲間に雇ってくれる人は出ないだろうか…といつもワクワクしながら酒場にかよっていた………が。」

[カワザキ] 「俺はある日、レンダーシアでは結構有名なパーティーに誘われた。
やっと自分が活躍できる時が来たと…
しかし、パーティーを組んだヤツらはバカ強いバケモンだった。」

[カワザキ] 「そんで……俺はそのパーティーのリーダーに「弱すぎる」と……」

[ヒーキミ] 「ふぅん、それで今に至るのか。」

[カワザキ] 「冒険者は全員敵……」

[ヒーキミ] 「私らあんまり関係なくね?」

[カワザキ] 「お前らの活躍は新聞で読んだ……しかし、褒め称えられるお前が私には目障りだった……」

[カズ] 「よりによってなんで僕らを呼び出した?もっと有名な冒険者だっていただろう!!」

[カワザキ] 「お前達がたまたま素材にぴったりだったからだ。」

[ネル] 「素材………?」

[カワザキ] 「俺は魔法学が得意でな、とある本で人体実験について書いてあったんだよ………」

[カワザキ] 「手、足、髪、目、肉体、心、力、勇気」

[カワザキ] 「これが揃った時、完全な生物が誕生する……」

[みずき] 「なんだ、ただの厨二病か。」

[カワザキ] 「うるさい、そこの赤メガネ」

[ねむくん] 「ちょっと待った!足りない素材はあと一つではなかったのか……?」

[カワザキ] 「部下にはそう伝えていたがな……勇気と力は他のヤツにとられると困ったことになる。」

[ねむくん] 「どういうことだ。」

[カワザキ] 「勇気と力は他のヤツでも取り込むことができる。」

[ネル] (ねむくんが手…カズさんが目…ねむくんが手…ほしさんが髪……そしてすけさんが肉体………?私とみずきさんとヒーキミさんたちに勇気、心、力が……?)

[カワザキ] 「そこのくの一が勇気、生意気女が力、赤メガネが心だ。」

[カワザキ] 「以上…お前らに話すことはもうない…とっとと○ね館荒らし……」

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!


ネル、みずき、ヒーキミは何度も叩きつけられ……気を失った…

[カワザキ] 「これですべて揃った…」

[すけ] 「うあああ!!!!!!!!」

[カワザキ] 「心、勇気、力は手に入れた……完全な生物の誕生だ!!」

[ほしねこ&ちーぼー] 「させるか!!」

[カワザキ] 「!!」

ちーぼー達の一撃がカワザキにあたった!!!

[カワザキ] 「油断したっ…!!」

[ほしねこ&ちーぼー] 「当たれエエエエ!!!!!」

[カワザキ] 「っ!!!」

カワザキとちーぼー達が激しくぶつかりあう…

[ほしねこ&ちーぼー] 「あああ!!!」

ドン!!!!!!!!


カワザキの胸に斧と大剣が突き刺さっていた………

[カワザキ] 「私の代わりに……コイツらを……○せ……」

それを最後にカワザキはこと切れた。

[みずき] 「やった!?」

[ネル] 「いやーな予感が………」

[カズ] 「!!」

ガチン!!


刃物と刃物がぶつかり合うような音がした………

[カズ] 「すけさん!!」

[すけさん] 「ガアアア!!!」


すけさんの目は殺意で血走っていた。

[すけさん] 「ガァアアアア!!!!」

ガチン!ガチン!

[カズ] 「手遅れ………!?」

[ヒーキミ] 「どうした、すけさん、ドレアで破産して狂ったか。」

[カズ] 「多分あいつは、すけさんに 素材 ってのをそそぎこんだんだろう!」

[みずき] 「!?」

[カズ] 「完全な生物=今のすけさん」

[ヒーキミ] 「おーすけさん、闇落ちしたか~」

[ヒーキミ] 「もう、狂犬状態じゃん。」

[すけ] 「ガァアアアア!!!!」


すけさんは、ねむくんに飛びかかった!

[カズ] 「危ない!!」

[すけ] 「アァァァァガァァァ!!!」

[ねむくん] 「わっ!」

ガチン!ガチン!

カズの鎌とすけさんの鎌がぶつかり合う…

[カズ] 「すけさん!!」

カズは声を張り上げた……

[すけ] 「ガァァァ!!!!!!」

しかしすけさんは戻りそうになかった…

間に入ろうにも激しすぎて入れないネル達はただただ立ち尽くしていた……

[みずき] 「………」

[カズ] 「すけさん!僕達のことを忘れたの?」

[すけ] 「ヴヴヴヴヴ」


獣のようにすけさんがうなる……


[ヒーキミ] 「君達何ボーッと突っ立ってるの?」

[ネル] 「これに入ったら死ぬかもしれない……」

[ヒーキミ] 「なら修行しなおせ(チョコミントもぐもぐ」

[ネル] 「っ!!」

悔しさでネルはギュッと拳を握った…

[ヒーキミ] 「君達まで○ぬぞ~」

[みずき] 「あああ!!!」

みずきが耐えきれず攻撃体制へ入る…

[ヒーキミ] 「はい、みずきさん合格ね」

[ヒーキミ] 「他は!!」

[ねむくん] 「いけえええ!!!」

ねむくんも攻撃体制へ入った……

[ヒーキミ] 「三人はどうする?」

[三人] 「……戦う!」

全員が武器を構え、すけさんが油断するタイミングを待つ……

[カズ] 「今だ!!」

[全員] 「どりゃあああああ!!!!」

ミナデイン

ズドオオオオオオオオオオオオン!!!!


[ネル] 「やったか………?」

[すけ] 「うっ………」

[ネル] 「すけさん?すけさん?」


ボロボロになったすけさんが苦しそうに立ち上がる………

[すけ] 「?………?」

[カズ] 「戻った……」


すけさんが元に戻った喜びで皆の頬には涙が流れていた……

しかし

[すけ] 「バシルーラ

突然、すけさんはネル達を館の外へ吹き飛ばした……

~外~

[ネル] 「!?」

[ちーぼー] 「戻ったんじゃ………!?」


ドオオオオオン!!!!!!!


物凄い爆発音が辺りに響き渡った…

[ねむくん] 「今の音は!」

[ネル] 「さっき私達がいたところから!」

[ほしねこ] 「館が壊れる!!」

[ちーぼー] 「逃げろおおお!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ネル、ヒーキミ、みずき、ねむくん、カズ、ちーぼー、ほしねこ


すけさん
西館にて死亡
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[カズ] 「ああぁ…………」

ネル達は遠くから館が崩れていくのを眺めていた……

[ヒーキミ] 「○んじまったな。」

[ほしねこ] 「ほしゃあああ!!!」

[ちーぼー] 「でも、何ですけさんは僕達を吹き飛ばしたのかな……」

すると………

[ネル] 「これは………?」


そこにはすけさんがいつもつけていたピアスが落ちていた。

[みずき] 「爆風でとんでいたのかな…」

[ネル] 「そうみたい……」

ネルはピアスを握りしめた……

[ネル] 「………」

すると………

[すけさん] 「勝手に死んだことにすな!!w」

[ほしねこ] 「すけ侍の幽霊!!」

[すけさん] 「幽霊じゃない!!w」

[すけさん] 「カズさんザオリクを!」

[カズ] 「えっ、でもザオリクは遺体が近くにないと蘇生できないし、傷が深かったらできないよ……?」

[すけさん] 「いいから、」

[カズ] 「ザオリク!!」

[すけ] 「ハロー!!」

なんとピアスが突然すけさんに……

[ネル] 「重い……!!!」

[すけ] 「あっ、ネルさんゴメンね」

[カズ] 「なんで!?」

[すけ] 「さっきそこでピアス拾ったでしょ?あれの近くに耳落ちてたよ?w」

[ネル] 「ひっ!!」

[すけ] 「耳も一応遺体に含める!!(?)」

[カズ] 「わあああん!!!」

[すけ] 「うわぁ、泣くなあああ!!男らしくないぞ!!」

[ちーぼー] 「よかった………」

[ねむくん] 「でもなんであの時僕らを吹き飛ばしたの?」

[すけ] 「君達にミナデインでやられて気絶してる時に思い出したんだけど、髭のオッサンがもし、やられたら「イオナズン核兵器」っていうヤバいもんを作動させるって言ってたもんで……」

[すけ] 「いっそ、爆発して核兵器ごと吹き飛ばしてやろうかなと。」

[ネル] 「それで私達を……」

[ねむくん] 「そういうことだったのか………」

[すけ] 「ささ、みんな館から出られたし、とっとと撤収しようz」


ここはとある林道にある喫茶店

[店長] 「はぁ、それは大変だったねぇ」

[ヒーキミ] 「まあね、すけさんが犬みたいに暴れだした時はうるさかったよ。」

[カズ] 「店長!ココアもう一杯」

[店長] 「あいよ。」

[すけ] 「うるさいとは失礼な(桜もちもぐもぐ)」

[ネル] 「ふふっ、ヒーキミさんはホント……w」

茶店には明るい笑い声が響いていた……

※後日、すけさんにかかっていた呪いは、カズさんか呪いに気づいておはらいしてくれたそうです。

END

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原作:すけさん
編集:カズ
協力:雑談しよう税 メンバー一同